2014-01-01から1年間の記事一覧

青春崇拝

ここのところずっと金欠で、忙しくなって、でもやっぱり金欠で、すっかりブログを放置して三ヶ月。 というのは言い訳で、単に一ヶ月ほど書くことが思い浮かばなくて、それ以降はすっかり忘れていた。金欠なのは本当。更新ない間も意外とアクセスがあったのは…

カップ焼きそばランキング

何の前触れもなく、完全に思いつきで、カップ焼きそばマイスターの僕がカップ焼きそばをランク付けしようと思う。塩味や変わりダネは除外している。あと画像サイズは公式から拾ってきてるだけなのでバラバラ。ではさっそく10位から。 第10位:欽ちゃん焼…

匿名、仮名、実名

インターネットが世間に普及して15年ほどになる(のかな?)。ネット環境の進歩はその利便性と引き換えに様々な問題を引き起こしてきた。中でもよく取り沙汰されるのが「匿名や仮名での無責任な書き込み」である。自分は中学生の頃から2ちゃんねるに常駐…

悪意と狂気 ――米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』

誰が言っていたか忘れたのだが、人間の狂気を描けるのは正気で計算高い人間だそうだ。誰が言ったか分からない言葉に同意しても仕方ないのだけれど、その通りだと思う。口の端から泡を吹きながら支離滅裂な言葉を口走り、自身の損傷さえも顧みずに不可解な動…

責任は誰にある?

韓国の客船、セウォル号沈没事故について報道が連日なされている。事故の悲惨さもさることながら、関係者がその責任を押し付けあっていることや報道を見た人間が好き勝手言ってることに辟易している自分がいる。事故そのものの原因と責任をごっちゃにし、そ…

縦横に割ってみる

物語を面白くする一要素として「伏線」とその回収というのが挙げられる。作中である事象(例えば人物の会話等)から後の展開に繋がる事柄をさりげなく匂わせておくと、その「後の場面」が描かれた際、受け手に話の繋がりを上手く感じさせることができる。こ…

前回エントリについてのお詫び

前回、叙述トリックについてのエントリで最後にオススメの叙述トリック作品をいくつか挙げました。しかし、叙述モノはその性質上「叙述トリックが使用されていること」を知った上で読んでしまうとその魅力が半減してしまうため、白文字で表記してそのことを…

『叙述トリック』にご用心

主人公、あるいは作中の登場人物が「男ではなく実は女でした」とか「実は別の人物でした」「それぞれ別々の人物ではなく実は同一の人物でした」といったように普通に読んでいるだけでは気づかない、作中人物ではなく「読者」を騙す仕掛けのことを「叙述トリ…

幽霊には何故足がない?

日本の伝統的幽霊には足がない。その理由は諸説あり、最初にそのように描いたのは円山応挙という江戸時代の画家だとされているそうだ(ググった)が、これも俗説であるらしく、結局のところ誰がどんな理由で幽霊から足を奪ってしまったのかはっきりしていな…

魔性の遊戯

人生を麻雀に例えたがる麻雀打ちは少なくない。縮図とまでは言わないまでも確かに似通う所があるし、少なくとも人生ゲームよりは人生を表しているように思える。 麻雀で最初に各プレイヤー配られる13枚の牌のことを配牌という。この配牌の良し悪しは完全に運…

ウソについてのホンネ

嘘をついても許される日、エイプリルフール。しかし巷に花を咲かせる「嘘」は嘘と言うよりジョークばかりではないか。各企業、機関、著名人には普段なら問題発言として炎上するようなことをどんどん言って欲しいものである。そしてそれを今日だけは許せると…

日記をつける、ということ

昔から文章を書くことは好きなのだけれど日記をつけるという行為がどうも苦手だ。単純に飽きっぽいからというのもあるが、逆に一度ハマってしまうと盲目的にのめり込んでしまうタチでもある。もし自分が毎日日記をつけようとすると、すぐにサボって忘れてし…